「保険は使わないと損」。自動車保険では、これが逆になることがあります。
車両保険を使うと、翌年の等級が3つ下がります(3等級ダウン事故)。それだけではなく、下がった等級のまま3年間は「事故有係数」という低い割引率が適用されます。多くの事故——他の車との衝突、ガードレールへの衝突、相手の車を壊した場合——がこの3等級ダウン事故にあたります。
割引前の年間保険料を10万円、現在15等級・無事故と仮定して3年分を比べると、保険を使った場合は約229,000円、使わなかった場合は約135,000円。差はおよそ94,000円です。ガソリンを満タン(45リットル)にする回数でいうと、およそ12回ぶんにあたります。
ただし、保険を使わない判断が意味を持つのは、自分の車の修理費が「上がる保険料」より小さいときだけです。相手のいる事故や損害が大きいときは迷わず使ってください。保険はそのためのものです。
修理費が小さいときは、翌年以降の保険料がどれだけ上がるかを保険会社に試算してもらえます。金額を並べてから決めるのがいちばん確実です。
【この動画の数字の前提】
・割増引率は損害保険料率算出機構の参考純率をもとにした例(15等級 無事故 -53%/12〜14等級 事故有 -22〜-25%/16〜18等級 無事故 -54〜-56%)で、実際の割増引率は保険会社によって異なります
・割引前の年間保険料を10万円と仮定した試算です。車種・年齢・補償内容で実額は変わります
・ガソリン換算はレギュラー全国平均169.9円/L(2026年9月14日・資源エネルギー庁)×45リットル=約7,646円で計算しました
【出典】
・損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率改定のご案内」(ノンフリート等級別料率制度・事故有係数適用期間)
・資源エネルギー庁「石油製品価格調査(給油所小売価格調査)」
この動画は制度の一般的な説明で、特定の保険商品の推奨ではありません。実際の保険料・補償内容・等級の扱いは、ご契約の保険会社にご確認ください。
BGM: 甘茶の音楽工房
VOICEVOX:春日部つむぎ
家計簿のテンプレート(エクセル)はプロフィールのリンクに置いています。
※筆者が販売している有料コンテンツです(1,000円)。
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