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【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】つい“ジャケ買い”しそうになる、プレーンな良き実用車…島崎七生人

【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】つい“ジャケ買い”しそうになる、プレーンな良き実用車…島崎七生人

【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】つい“ジャケ買い”しそうになる、プレーンな良き実用車…島崎七生人 訊けば「子離れ世代に1番に響くクルマにした」チーフエンジニア・戸倉宏征さんのだそう。だからTV-CMも80年代初頭の空気感を再現したヤマタツ×永井博という訳だ。 そういう世代の筆者などつい“ジャケ買い”しそうになる!?プレーンな良き実用車が、この新型『ムーヴ』だ。 1番のポイントは、やはりムーブとしては初採用のスライドドアだ。スーパーハイト系ではお馴染みで、身内の『ムーヴ キャンバス』でも採用済みだが、7代目にしてムーブにも取り入れられたのは時代の流れというべきか。 我が家には想定外だった体重15kgに育った3歳になる男子の柴犬名はシュンがいるが、カレを抱きかかえて後席に乗せ自分は運転席へ……という一連の動作で、ヒンジ式のようにドアが邪魔にならないのは、どんなに楽かを実感した。 RSグレードを例にとれば両側パワースライド、イージークローザーはもちろん、クルマに近づくと自動で開くウェルカムオープン機能、クルマから離れてからの施錠が可能なタッチ&ゴーロック機能も付くといった充実ぶりだ。 『タント』より100mm抑えた1655mmの全高だが、前・後席とも空間の余裕は十分。Aピラーは傾斜が強いが、フロントクォーターウインドゥを2本のピラーで挟んだ形状は吟味され、運転席からの視界はスッキリと良好。 インパネはたとえばキャンバスのようにセンスを味わうタイプではなく、昔ながらの自動車雑誌のキャプションのようだが“機能的なインパネ”といった風だが、操作レバー、スイッチ類の質感は十分。身体をスッと受け止めてくれるシートの出来栄えも上々だ。 後席は240mmのスライド機構を備え、座ってみるとフロントモーストでもヒザ前の余裕が確保され、リクライニング数え間違いがなければ7ノッチを利用して好みの姿勢もとれる。 装備面では「RS」と「G」であれば電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドが標準なのがありがたい。 走りは最新モデルだけに、サッと乗って軽快に走り出せるといったところ。 試乗はインタークーラー付きターボのRSとノーマルNAエンジン搭載のXの2台を試したが、より多くの走行シーンで心強さが味わえるのは、やはりターボのRXのほう。加速が逞しいためパワーコントロールがしやすく、起伏がある【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】つい“ジャケ買い”しそうになる、プレーンな良き実用車…島崎七生人 訊けば「子離れ世代に1番に響くクルマにした」チーフエンジニア・戸倉宏征さんのだそう。だからTV-CMも80年代初頭の空気感を再現したヤマタツ×永井博という訳だ。 そういう世代の筆者などつい“ジャケ買い”しそうになる!?プレーンな良き実用車が、この新型『ムーヴ』だ。 1番のポイントは、やはりムーブとしては初採用のスライドドアだ。スーパーハイト系ではお馴染みで、身内の『ムーヴ キャンバス』でも採用済みだが、7代目にしてムーブにも取り入れられたのは時代の流れというべきか。 我が家には想定外だった体重15kgに育った3歳になる男子の柴犬名はシュンがいるが、カレを抱きかかえて後席に乗せ自分は運転席へ……という一連の動作で、ヒンジ式のようにドアが邪魔にならないのは、どんなに楽かを実感した。 RSグレードを例にとれば両側パワースライド、イージークローザーはもちろん、クルマに近づくと自動で開くウェルカムオープン機能、クルマから離れてからの施錠が可能なタッチ&ゴーロック機能も付くといった充実ぶりだ。 『タント』より100mm抑えた1655mmの全高だが、前・後席とも空間の余裕は十分。Aピラーは傾斜が強いが、フロントクォーターウインドゥを2本のピラーで挟んだ形状は吟味され、運転席からの視界はスッキリと良好。 インパネはたとえばキャンバスのようにセンスを味わうタイプではなく、昔ながらの自動車雑誌のキャプションのようだが“機能的なインパネ”といった風だが、操作レバー、スイッチ類の質感は十分。身体をスッと受け止めてくれるシートの出来栄えも上々だ。 後席は240mmのスライド機構を備え、座ってみるとフロントモーストでもヒザ前の余裕が確保され、リクライニング数え間違いがなければ7ノッチを利用して好みの姿勢もとれる。 装備面では「RS」と「G」であれば電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドが標準なのがありがたい。 走りは最新モデルだけに、サッと乗って軽快に走り出せるといったところ。 試乗はインタークーラー付きターボのRSとノーマルNAエンジン搭載のXの2台を試したが、より多くの走行シーンで心強さが味わえるのは、やはりターボのRXのほう。加速が逞しいためパワーコントロールがしやすく、起伏がある

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