後を絶たない「タイヤ交換事故」なぜ? 正しい「ジャッキアップ」できない人多い! NGな行為とはなに? ジャッキアップしたままの作業は危険! 必ず「リジッドラック/ジャッキスタンド」を使うこと クルマのタイヤ交換やちょっとしたメンテナンスのためにジャッキアップをおこなうユーザーもいるでしょう。 しかし、クルマを置いている場所やジャッキの使用方法によってはジャッキが外れて事故につながるケースもあります。 では、一体どのような点に注意してジャッキアップをすれば良いのでしょうか。 クルマのタイヤ交換やちょっとしたメンテナンスのためにジャッキアップをおこなうユーザーもいるでしょう。 しかし、クルマを置いている場所やジャッキの使用方法によってはジャッキが外れて事故につながるケースもあります。 では、一体どのような点に注意してジャッキアップをすれば良いのでしょうか。 季節の変わり目にタイヤ交換をすることがあるがジャッキアップしたままの作業は危険! かならず「リジッドラック/ジャッキスタンド」を使うこと! クルマを所有する人のなかには、季節が変わってタイヤ交換をしたり、不具合を確認したりするために、クルマをジャッキで持ち上げて自分で作業をするという人もいるかもしれません。 しかしクルマのジャッキアップに関しては、作業をおこなう場所やジャッキの使い方などを誤ったことで、痛ましい事故につながるケースが複数報告されています。 2023年3月には、北海道江差町において車体をジャッキアップしバンパーとタイヤの交換をおこなっていた男性が下敷きになる死亡事故が発生。 同年4月にも北海道小樽市において男性が軽自動車のマフラーを修理中に何らかの理由でジャッキが外れ、クルマの下敷きになって亡くなる事故が起きています。 ジャッキアップ中の事故は過去にも多数起きており、十分に注意して作業をおこなわなければいけません。 では、クルマのジャッキアップをおこなう際にはどのような点に気をつけて作業をすれば良いのでしょうか。 まず注意したいのは作業をする場所であり、地面が平坦で硬い場所を選びましょう。 なぜならば、地面に傾斜がある場所では作業中にクルマが動き出す危険性があり、またぬかるんで柔らかい土の上などもジャッキが地面に沈み込み外れてしまうおそれがあるためです。 坂ではない平らな場所やコンクリート・アスファ