いかにもSUVっぽい、フォード「エクスプローラー」をちょっと思わせる、スクウェアでストロングな容貌を得た新型フォレスターの技術面の目玉は、ストロング・ハイブリッド、「S:HEV」を得たことである。
2024年に国内導入された「クロストレック」に搭載し、デビューしたスバル初の本格ハイブリッドたるS:HEVは、水平対向エンジン+4WDというスバル独自のシンメトリカルAWDにトヨタのハイブリッド・システム、THSを組み込んだものだ。
THSとの共通部品は「RAV4」用のモーターと電池のみ。
あとはスバルのオリジナルで、それというのもこのクラスのエンジン縦置き用がTHSにはないからである。