大型車の車輪脱輪事故を防ごうと、東根市の国道で街頭点検が行われました。
点検は、冬タイヤに履き替える時期にあわせ、東根市関山の国道48号にある駐車帯で実施されました。
きょうは東北運輸局山形運輸支局の職員らが、大型車のタイヤのナットに緩みがないかを確認し、ドライバーに注意を呼びかけました。
東北運輸局によりますと、昨年度の県内ナンバーの大型車の車輪脱落事故は4件で、前の年度から10件減少しました。
しかし地方別で見ると、東北ナンバーは41件と全国最多となっていて、そのうち半数はタイヤ交換後1カ月以内に起きています。
ドライバーの大半は冬タイヤへの交換を自分で行いますが、その際、保守管理の不備があるのが原因ということです。
【東北運輸局山形運輸支局 志田憲昭 首席陸運技術専門官】「(ナットなどの)錆をしっかりと取って油を塗るところは塗ることが大事。トラックの車輪が脱輪すると大きな事故につながりかねないので、点検については注意をおねがいしたい。」
東北運輸局では50キロから100キロ走るごとにタイヤのナットの締め直しを推奨しています。
【山形テレビニュース】
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