▶ やること:次の自賠責の保険期間が始まる日を、車検や保険の窓口で確かめる。10月31日までなら前の料金、11月1日以降なら新しい料金。
4月30日 自動車損害賠償責任保険審議会(金融庁)答申:https://www.fsa.go.jp/singi/singi_zidousya/tosin/20260430.pdf
自賠責保険の基準料率が、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から、平均6.2%上がります(2013年4月以来、13年ぶりの引上げ)。
車検でよく払う24か月契約では、普通車(自家用乗用自動車)が17,650円→18,560円(+910円)、軽自動車が17,540円→18,660円(+1,120円)。これまで110円安かった軽が、100円高くなります。
事故の支払いが増えたからではありません。保険料に対する支払いの割合(損害率)は、予定の133.5%に対し、2026契約年度は127.3%の見込みで、予定より少しよい水準です。
値上げの理由は、2023年の値下げを支えてきたお金(滞留資金)が7,239億円(2022年度末)から5,215億円(2025年度末の見込み)に減ったことと、賃金・物価の上昇で保険会社の事務の費用(社費)が増え、2024年度に80億円の赤字になったことです。
6.2%のうち約3.8ポイントは社費の引上げ分です(当チャンネルの計算)。
軽の上げ幅が大きいのは、車種別の損害率が軽128.2%・自家用乗用126.0%と、軽のほうが高いためです。
新しい料金かどうかは、車検の日ではなく、保険期間の始まる日(始期)で決まります。10月31日までに始まる契約は前の料金です。
※2026年10月15日時点の情報です。
※金額は離島以外(沖縄県を除く)の基準料率です。離島・沖縄県は料率が違い、離島では軽のほうが安いままです。
※計算は当チャンネルの試算です(上げ率は小数第2位を四捨五入)。
※自賠責共済の掛金も同じように変わります。任意の自動車保険は別です。
出典:自動車損害賠償責任保険審議会 答申・改定基準料率表(2026/4/30)、第153回 自賠責保険審議会 資料1・議事要旨(金融庁)、損害保険料率算出機構「自賠責保険基準料率」「自賠責保険料率の変遷」、2023年1月20日 答申(改定前の料率表)
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