本格的な雪のシーズンを前に、備えが着々と進んでいます。仙台市内の車のメンテナンスショップでは、冬用タイヤに交換する人で混雑が始まっています。
仙台市青葉区の作並除雪ステーションでは、11月12日、関係者およそ30人が出席し、除雪車の出動式が行われました。
まもなく迎える本格的な雪の季節…。
こちらのステーションでは、12日から来年3月下旬まで、24時間態勢で国道48号線や仙台西道路などおよそ40キロの区間の除雪作業にあたるということです。
仙台西国道維持出張所 立花啓文所長
「日頃の気象情報の収集や路面状況の監視をしながら、適切なタイミングで除雪を行えるようにしていきたい」
こうした中、青葉区にある車のメンテナンスショップでは…。
午前中から、夏タイヤから冬タイヤへ交換を希望する人が多く訪れていました。
こちらの店では10月から徐々に予約が増え始め、12日は、1日で30台ほどのタイヤを交換したそうです。
客
「急に雪に降られて、車が使えなくなるのは困りますので、早め早めに混まないうちに」
「泉ヶ岳に雪積もってくる時期が、今ぐらいなので、そうなってくるとちょっと心配なので、早めのタイヤ交換をしています。通勤で朝早く出ますので、突然の雪に備えるのが一番」
タイヤ館中山 田上隆一店長
「早めに交換するメリットは、突然の気候の変化にも対応できます。また、いつ雪が降っても安心な状況が作れますので、早めの交換をおすすめしております」
店によりますと、新品の冬用タイヤを装着する場合、十分に性能を発揮するためには、およそ100キロの慣らし走行が必要だということです。
