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🚗💦「誰でも簡単!車のワイパー交換・点検ガイド」🔧🧼

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ワイパーゴム点検・交換

■ワイパーの機能・構造
・ワイパーはフロントガラス又はリアガラスに装着されていて、雨水や汚れ等で外が見えにくくなった時に
拭いて視界を確保します。
〇ワイパーは次の部品で構成されています。
・ワイパーゴム・・・フロントガラスと接触しておりワイパーを作動させるとガラスの上を滑って雨や汚れを
ふき取ります。水滴がガラスに付くと光が屈折して見えにくくなります。この水滴を
ワイパーゴムで薄く延ばすことで屈折を抑え見えやすくします。ふき取り中に
ゴムが曲がらないよう中に金属部品が入っています。
・ワイパーブレード・・ワイパーゴムを支えます。ワイパーゴムがガラスの形に合うように関節がついています。
・ワイパーアーム・・・ワイパーブレードを支えます。ワイパーアームの中にはバネが入っていてワイパーを
           ガラスに押し付けます。バネが無いとワイパーはガラスに乗っているだけになるの
           で、水滴が十分拭き取れません。
ワイパーアーム下にあるここの部品をカウルトップと呼び、その下にはワイパーを動かすためのワイパーリンクとワイパーモータが入っています。

■ワイパーの点検
・安全運転において、良好な視界の確保は大変重要です。その為、視界に関しては法律でも細かくルールが
決められおり、フロントのワイパーの拭き取りが悪いと車検に合格しません。
〇ワイパーはウォッシャー液と合わせて次のように点検します。
・ウォッシャー液の量を点検します。
・ウォッシャー液の噴射の向きや高さが適切でガラスにしっかりかかっているか点検します。
・ワイパーのスイッチを間欠「INT」低速「LO」高速「HI」と操作しそれぞれ正常に作動するか点検します。
・ガラスを見てワイパーの拭き取り具合にスジ、ムラ、ビビリが無いか点検します。
・ワイパーを持ち上げてゴムの部分にヒビ、裂け、変形が無いか点検します。
・ワイパーを手でゆすってガタがなく簡単に外れないか確認します。
・ワイパーゴムの交換目安は1年~2年です。
・ゴムが切れてなくても連続の使用による変形や雨や日光による劣化で拭き取りが悪くなる事があります。
・雨の日の運転は一瞬の判断ミスで事故につながるのでワイパーを1年以上使用している場合は
交換すると安心です。

■ワイパーブレードの種類
〇ワイパーブレードには次の種類があります。
・トーナメントタイプ・・・よく夏用ワイパーと呼ばれます。
価格が安く多くの車に使われています。
             気温が低いと関節部分が凍って拭き取りが悪くなるので冬になったら
             冬用ワイパーに交換します。
・スノーブレード・・・よく冬用ワイパーと呼ばれます。
周りがゴムで覆われていて気温が低い時、凍結を防ぐ事ができます。
ただし、夏用ワイパーより価格が高く、直射日光で回りのゴムが
はがれるので春になったら夏用ワイパーに交換します。
・フラットタイプ・・・拭き取りが良く欧州車で多く使われます。
・デザインタイプ・・・風で浮き上がりにくく高速走行時に拭き取りが良くなります。
〇ワイパーゴムの種類
・ワイパーゴムには次の種類があります。
・ノーマルタイプ・・・価格は安いですがガラスに撥水コーティングがされていると
ビビりが発生することがあります。
・グラファイトタイプ・・ゴム表面にグラファイト加工(炭素加工)がされていて、ガラス面との滑りが
            良くなっています。ガラスに撥水コーティングがされていてもスムーズに作動します。
            値段が手ごろで多く使われています。
・撥水タイプ・・・価格は高いですがガラス面を滑ると撥水加工がされ、雨の日の視界が良くなります。
         ガラスにあらかじめ撥水加工がされていても問題ありません。

■ワイパーの交換
〇用意する物
・きれいな布、きれいな手袋、新品のワイパー 
・新品のワイパーを選ぶときは車種別適合表を見て車に合った物を選ぶか、ワイパーブレードを外した後
 長さを図って選ぶ場合があります。動画では長さを図って選びます。
・また、ワイパーブレードごと交換する場合とワイパーゴムだけ交換する場合があります。
〇ワイパーブレードごと交換する。
・ワイパーブレードごと交換するとワイパーゴムだけ交換する場合に比べて費用が少し高くなりますが、
作業が簡単で安全です。
・最初にワイパーの下に布を敷きます。
・これによりミスによってガラスに傷や割れが起こるのを防ぐ事ができます。
・右手でワイパーブレードの根元を持ってワイパーアームを立てます。
・ワイパーアームがボンネットの下にある場合はワイパーアームが立てられる所まで作動させてから立てます。
・ワイパーアームからワイパーブレードを外します。
・ワイパーブレードを少し回すと、ここに突起があります。
・この突起を左手の指で押さえながらワイパーブレードを少し戻しこの方向に動かします。
・U字フックが外れたらワイパーブレード取り付け部分の穴を通してワイパーブレードを外します。
・ワイパーアームをゆっくり倒して布の上に置きます。
・これにより誤ってアームが倒れガラスが割れるのを防ぐことが出来ます。
・新品のワイパーを選びます。
・ワイパーブレードの種類とサイズを間違えないように注意します。
・これはトーナメントタイプのワイパーです。
・ワイパーゴムの長さを専用のスケールで測定し、幅は細いタイプの太いタイプがあるので同じものを選びます。
・ワイパーブレードをワイパーアームに取り付けます。
・ワイパーブレード取り付け部分の穴にU字フックを通します。
・この時取り付け部分の突起が必ずゴムの方に向いている事を確認します。
・ワイパーブレードの取り付け部分をU字フックにカチッと音がするまで差し込みます。
・ワイパーブレードが固定されているか確認します。
・この時、突起が上を向いていると固定されず簡単に外れてしまいます。
・作業が終わったらワイパーを作動させスムーズに動くことを確認します。
〇ワイパーゴムだけ交換する。
・ワイパーゴムだけ交換するとワイパーブレードごと交換する場合に比べて費用は安くなりますが、
 作業が少し難しくなり、間違えるとワイパー作動中にワイパーゴムが外れてガラスに傷がつく事があります。
・最初は同じようにワイパーブレードを外します。
・ワイパーブレードからワイパーゴムを外します。
・ワイパーゴムの端を見るとワイパーブレードのレールが入っているロック穴があります。
・ロック穴がある方のワイパーゴムの端を持って引き抜きます。
・反対側には抜けないようになっています。
・新しいワイパーゴムを選びます。
・ワイパーの長さと太さを間違えないように注意します。
・この金属部品を2本入れ替えます。
・この部分を合わせて入れます。
・反対側も同じように入れ替えます。
・ワイパーゴムのロック穴が開いていない方からワイパーブレードのレールに差し込んでいきます。
・この時のワイパーブレードの向きですが、ロック穴がワイパーアームの根元側になるよう差し込みます。
・向きを間違えるとワイパーが作動した時、ワイパーブレードからワイパーゴムが抜けてしまいます。
・全てのレールを通したらロック穴にレールが入るまで押し込みます。
・ワイパーゴムを取り付けたら再度全てのレールを通っているか、長さ、太さが合っているか確認します。
・同じようにワイパーブレードをワイパーアームへ取り付けワイパーゴムの向きと作動の確認を行います。

〇その他のワイパー
・動画では一番多く使われているタイプのワイパーを交換しましたが外し方が違うものがあります。
・取り付け部分にはU字フックの他にAクリップタイプとリヤ樹脂タイプがあります。
・Aクリップタイプを外す時はロックを押しながら、取り付け部を上に動かして外します。
・取り付けるときはアームのくぼみとクリップの溝を合わせ、はめ込みカチッと音がするまで押し込みます。

・リア樹脂タイプはリアワイパーに多く使われています。
・外す時はワイパーブレードを持ってゆっくり回して外します。
・取り付けるときはワイパーブレードの支柱をワイパーアーム取り付け部に差し込みゆっくり回転させて
 取り付けます。

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