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【スズキ GSX-8R 試乗】よくもまぁ、これだけ高次元でまとめたものだ…伊丹孝裕

【スズキ GSX-8R 試乗】よくもまぁ、これだけ高次元でまとめたものだ…伊丹孝裕

【スズキ GSX-8R 試乗】よくもまぁ、これだけ高次元でまとめたものだ…伊丹孝裕 『GSX-8S』と兄弟関係にあるフルカウルのスポーツモデル『GSX-8R』に試乗。アグレッシブな見た目とは裏腹に、そのエンジンフィーリングやハンドリングは、日常使いからツーリングまで難なくこなすオールラウンダーだった。 明確に手応えがあるというか、握り甲斐があるというか、クラッチレバーの操作力は重めで、調整機構もない。最初にネガティブなポイントとして指摘しておきたいのはそれくらいで、あとはひたすら爽快な時間をもたらしてくれたモデルが、このGSX-8Rである。 試乗を行った日は、大半の場面で雨に見舞われることになったものの、それがさして苦にならない。シートに着座した時の足つきのよさ、太ももがフィットする燃料タンクまわりのスリムさ、車体を引き起こす際の身軽さといった要素のすべてが手の内にあり、ストップ&ゴーを繰り返してもストレスは皆無。205kgの車重は特別軽い部類ではないが、ひょいと跨って、すっと走り出せる気負いのなさが崩れることはなかった。 バーハンドルを備えるGSX-8Sに対し、セパレートハンドルのGSX-8Rは、そのセット位置がグリップ2本分くらい低く、やや前方にある。相対的には、前傾姿勢がより強くなるわけだが、ヒップポイントを基準にすればそれでも随分と高く、また絞りや垂れも緩やかなため、上体を伏せるような感覚はまったくない。アップライトと評しても差し支えはなく、シート/ハンドル/ステップの位置関係がもたらすライディングポジションのしっくり具合は、スズキならではのナチュラルさだ。 こうした好印象をエンジンが後押しする。270度→720度→270度の不等間隔爆発を繰り返すの水冷4サイクル並列2気筒は、低回転から高回転までコロコロとよどみなく吹け上がり、レブリミッターにあたるほどの回転域でもそれが続く。一般的な2気筒なら鼓動のレベルを超え、雑味や振動に転化される領域に至ってなお、伸びやかに回っていく。 このフィーリングが、「スズキクロスバランサー」と呼ばれる2軸の独自機構によってもたらされているのは明らかながら、だからといって、高回転域の多用を強要するものでもない。 4000rpmから5000rpmあたりを行き来させた時のリニア感が素晴らしく、右手の開度に速度と車体姿勢と旋回力

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