RAV4の同グレードに乗るのは久し振りでした。改良を受けたモデルとなり、乗ったあとで知ったことですが、運転支援機能の強化がメインに行われたようです。街なかでもよく見かけるようになりましたが、ハリアーほどは増殖していないという印象のクルマ。また多分メインで売れているのはもうすこしシティライドなフェイスのグレードでありそちらは4WDシステムもADVENTUREのそれとは制御が異なるようです。
今回、残念に思ったのは前期型に感じられた鮮烈なトヨタ”らしくない”雑味のあったステアリングからのインフォメーションがだいぶ失われたように感じたこととサスペンションの味付けの変化によりもうすこし固くもフラットなあしだったものがふわふわとソフト方向に味付けが変更なされていたことでした。とはいえ、兄弟車のハリアーとは比較するまでもなく、しっかりと及第点以上の動くクルマとしての機能性は有していたように思いますが、運転する面白さという点においては1歩後退かな？といったところです。
運転支援機能のセンサーは調整可能で、ジブンガ乗ったときはどれも「強」となっていたため喧しくかんじ、またステアリング修正も入ってしまい、これだときちんとした評価できないなあ、しかし夜間なので操作性もよくわからず、いくつか妥協しつつも、けど、シートのつくり、ドライビングポジション、視界の良さは良いものだと思うのとエンジンの回転の伸びが本当にいいですね。
同じエンジンを積み、もうすこし重心高の低く軽量なクルマで楽しめたなら、と想像を膨らませてくれるクルマでした。