多彩なパワートレインを用意する「マツダCX-60」のなかから、今回はプラグインハイブリッド車(PHEV)と純ガソリン車をピックアップ。
先に登場したディーゼルモデルと同様に粗があるのは事実だが、時折見られるキラリとした部分にはエンジニアの確かな意思が感じられる。
マツダの描いた理想は果てしなく高い。
2022年、クルマ好きの間でさまざまな議論を巻き起こしたCX-60。
その販売は好調のようで、日本では1万台以上のバックオーダーを抱えつつ、月1000台超のペースで登録が続いている。
その過半のモデルは3.3リッターの直6ディーゼルか2.5リッターの直4ガソリンかといったところだが、一方でCX-60の主力市場ともいえる欧州に目を向けると、その大半がこの2.5リッター4気筒PHEVということになる。