新型クラウン(クロスオーバー)のラインナップは上位グレードとなる「RS」と、今回試乗した「G」、そしてベースグレード「X」の3種類。RSは2.4リッターの直列4気筒ターボに、トヨタ初のリヤ「eAXLE」を組み合わせた「デュアルブーストハイブリッドシステム」が目玉であり、「G」と「X」にはトヨタ王道の2.5直列4気筒ハイブリッドと、リヤモーターを組み合わせた「E-Four」(4WD)が用意される。
そう、そのどちらもが横置きエンジンを軸としたAWDだ。新型クラウンはその伝統であるフロントエンジン・リヤドライブ(FR)と決別したのである。