令和4年12月26日にダイハツウェイクを試乗しましたのでそのレビューです。
ダイハツウェイクはコンセプトカーを市販モデル化したもので平成26年に発売開始されました。タントなどの軽ハイトワゴンを擁するダイハツでしたが、車高183センチまで拡張した超軽ハイトワゴンとして話題になりました。
しかしながらその後徐々に販売台数が減少し令和4年8月11日に販売が終了しました。後継モデルもなく車種が消滅するという最後でした。
今回試乗したウェイクは令和元年式のノンターボモデル。グレードは「L」に相当するモデルだと思います。すでに走行距離は66998㎞に達しておりシートの弾力性も低下したり、サスが抜け気味の感はありましたが、タウンユースや高速道路で不便を感じることはありませんでした。しかし、普段700~800㎏級の軽に乗っている人が運転すると車重や加速の鈍さを感じるかもしれません。
車内の空間については不満点は全くなく「広大」の一言です。特に後部座席のアレンジは秀逸で乗用車と商用車を兼用できるくらいの空間を作り出すことができます。
軽ハイトワゴンの車種が多いことは消費者にとって選択の幅が広がるので嬉しいことですが、自動車メーカーにとっては販売不振な車種を残すほど余力がないのかもしれません。一方で自動車業界がEV化への戦略の変更を求められている昨今、ウェイクも新しい車名とともにEVとして戻ってくるなんて話があったら良いですね。
【試乗車両情報】
ダイハツウェイク令和元年登録
型式:DBA-LA700S
原動機の型式:KF
走行距離:66998㎞
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